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将棋備忘録
将棋の観戦、自戦記などの雑記。

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1月27日(水)舟囲いの崩し方

久々に更新。
今回は過去の研究から1局面をピックアップ。

2010-01-27a.jpg

早仕掛け 対 四間(2四同角型 )の終盤。
今、△8四香打ちに対して▲5九銀と受けたところ。
桂馬があれば△5五歩と突きたいところだが、あいにく桂馬がない。
ではどうやって攻めるのか?

第1図以下
▲4六歩△同銀▲4八歩(第2図)

2010-01-27b.jpg

歩で乱すのが、こうした形の常套手段。
第2図となると、次のと金作りが厳しく、▲同銀は△8七香成が厳しい。

早仕掛けのこの形は振り飛車側の攻めがとぼしく、手駒が少ない局面になりやすい。
このような歩の手筋を知っておくとかなり戦い易くなると思う。

ちなみに、▲4六歩には△4八歩が正着。
以下 △4一香▲6二角成 △同金引 ▲6九金△2六角
にて後手優勢?と、当時の自分は書いているが、普通に▲2一飛で先手優勢(笑)
何を研究してたんだか・・。
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第59期王将戦第1局 久保棋王先勝

王将戦中継ブログ

王将戦第1局は接戦の末、久保棋王の勝利。
羽生さんが▲5九飛成や▲6五金など怪しい手を連発し、
過去の久保ー羽生戦の逆転負けの数々がよぎったが、
久保さんが冷静に余した。
これで過去の悪いイメージを払拭できたので、
久保さんにとっては大きな先勝になりそうですね。

2010-01-16a.jpg

一番印象に残った手は上にも挙げた▲6五金です。
▲5九飛成はその局面になれば見える手ですけど、▲6五金は見えない。
5筋から飛車を動かしたいのはわかるけど、遊ぶのが約束される駒ですからね。
しかし、こうした「すぐには負けない手」は参考にしていきたい。


第2局は9割型ゴキゲン中飛車だと思いますが、
対する羽生さんの対策に注目。個人的には3七銀急戦希望。

第59期王将戦第1局 石田流 対 居飛車超急戦

王将戦中継ブログ

久保棋王がタイトルを引っさげて
初めて羽生に挑戦する、注目の今期王将戦。
第1局は石田流対居飛車急戦となった。
久保ー羽生戦では、前回の王将戦や王座戦では
3手目▲7五歩に対してどちらも
相振り飛車だったので、やや意外な展開。

仕掛けの△6五歩は定跡書などではやや無理筋と
書かれていると思うのだが、先手玉が3九に
いる関係で、成立しているという判断だろうか。

2010-01-15a.jpg

封じ手局面は、最初▲5五歩かと思いましたが、
△同角▲5六飛△8八角成▲5四飛△同歩▲8八金△6六角で
先手駄目っぽい。
解説通り▲2二角成△同銀▲5五歩か。
▲5五歩に代えて▲2八玉と手を渡して、
▲8二角を狙うのもありそうだけど、少し軽すぎるか。

どちらも玉が不安定な段階で戦いが始まったのは、
固さ重視の現代将棋の逆をいっていて面白い。
明日はどちらが先に玉を安全圏に退避するのかも注目ですね。

1月11日(月)玉は下段に落とせ

久しぶりに自分の将棋を紹介。

2010-01-11a.jpg

相矢倉の終盤で、先手が私。
ここで寄せきらないと逃げられます。

第1図以下 
▲1一龍 △同 玉 ▲3三銀成 △2一香
▲1三金 △1二飛 ▲2二香 (第2図)

2010-01-11b.jpg

▲1一龍が当然ながら、好手。
後手は金が無いのが辛い。
最後の▲2二香が気持ちの良い決め手。
1三金が落ちなければ、切れることはありません。
以下△同香 ▲同成銀 △同飛 ▲3三金で必至です。

「玉は下段に落とせ」、「金無し将棋に受け手無し」
といった格言通りの寄せに加え、
質駒のように見える4六銀が実は取ってはいけない駒と、
(1三に馬が利いてくる)
ここまで実戦で作ったような局面になるのは珍しかったので
紹介しました。

1月6日(水)ゴキゲン中飛車 対 3七銀急戦模様

今回は最近流行のゴキゲン中飛車対策の3七銀急戦模様の序盤について。

2010-01-06a.jpg

第1図で後手は3二や4二に銀が上がる実戦例が多いですが、
△5六歩と突くのはどうなのか?というのが今回の疑問です。
飛車の小ビンが開いた瞬間なので、自然な手ですし、
居飛車側からの視点だと、一番気になる手です。

以下2つの変化が考えられます。
第1図以下(その1)△5六歩 ▲3三角成△ 同 桂 ▲5六歩 △同 飛(第2図)

2010-01-06b.jpg

となれば、そこそこ後手も指せると思います。

もう一つの変化
第1図以下(その2)△5六歩 ▲6六歩 △5五角 ▲1八飛
          △5七歩成 ▲同銀右 △5六歩(第3図)

2010-01-06c.jpg

▲6六歩は中飛車戦では頻出の受けですが、△5五角~△5六歩がたまに出てくる
手筋の攻め。
これで中飛車良しと自分の研究では結論づけていました。

しかし、プロの将棋を調べてみると、第3図は1局だけ実践例があり、
その手順にびっくりしたので、紹介したい。
1997年の順位戦、福崎文吾ー森けい二戦より
第3図以下 ▲同 銀! △1九角成 ▲同 飛 △5六飛
      ▲6五歩 ! △4四香(第4図)

2010-01-06d.jpg

▲6五歩が当然ながら、好手。
2枚替えで得した香を打たされるようでは中飛車不満。
先入観で指し手を捨ててはいけないなあと、深く反省させられました。

しかし、第4図じたいは意外に難しい。
例えば▲5八金と上がると、△同飛成~△2八金の筋がある。
(すぐにやると▲6四歩~▲5四角の筋があるので微妙ですが)
他にも先手は▲1八飛~▲4八金とすると△2七銀で飛車が取られます。
左辺側でも7六の歩を取られる筋は気になります。

こうして見ると先手は受けが得意じゃないと厳しいかもしれません。
実戦も後手勝ちです。

第1図で△5六歩が最近全く指されていないのはこの変化のせいなのかどうか、
興味深いので、どっかで解説が欲しいですね。

1月3日(日)角不交換石田流・▲8六歩仕掛けの是非

あけましておめでとうございます。

本年最初の更新は石田流の研究です。
今月の将棋世界、名局セレクション千葉五段ー中座七段戦より第1図。

2010-01-03a.jpg

今、先手が▲8六歩と動いたところ。
続いて△8二飛▲8五歩△同飛▲7八金となって、
しばらく駒組みが続くことになりました。
しかし、私は第1図で△7四歩が気になったので、
この手順を調べてみました。

第1図以下
△7四歩 ▲8五歩 △7五歩 ▲8六飛 △7四銀 (第2図)

2010-01-03b.jpg

ここまでは一直線。ここでどう指すか?
一番平凡に▲8四歩としてみたいが・・。

第2図以下
▲8四歩 △8五歩 ▲8三歩成 △8六歩 ▲7二と
△8七歩成 ▲7九角 △7六歩 ▲同 銀 (第3図)

2010-01-03c.jpg

▲8四歩を選んだら、この決戦はやむを得ない。
△7六歩が好手で、第3図は後手が良さそう。
ここで後手に2通りの手が見える。

第3図以下(その1)
△6六角 ▲6二歩 △9九角成 ▲6一歩成 (第4ーA図)

2010-01-03d.jpg

△6六角 は第1感なのだが、と金作りがうるさい。
実際の形勢はよくわからないが、居飛車を持って指す気はしない局面だと思う。


第3図以下(その2)
△8六飛 ▲6八角 △7六飛 ▲9五角(第4ーB図)

2010-01-03e.jpg

△8六飛はと金に紐つけながら、銀取りなので、こちらの方が自然か。
▲6八角から▲9五角と暴れてみるが、さすがに後手が良いか。

戻って、先手は第2図で▲8四歩以外の手を考えなければならないようだが、
▲6五歩は△8八角成 ▲同 飛 △3三角 ▲7七角 △同角成
▲同 桂 △3三角 ▲7八金 △7六歩ぐらいで先手不利。

他の手は△8二飛が間にあうし、どうも先手が良くなる変化が見えない。
しかし、この仕掛けは前期A級順位戦森内ー三浦戦でもあったし、
研究家の千葉五段の指した仕掛けでもあるので、
第1図の△7四歩に対して、先手が良くなる変化があるのだろう。
追って調べ直してみたいと思うが、誰かわかる方がいらっしゃれば、教えてください・・。

追記:第3図までの手順中、 △7六歩に▲7八歩と受ける手があるのに気づきました。
以下8筋に飛車打って、8八とを狙うか6五歩と単に突くか。
しかし、これなら先手も結構戦えそう。
なんで普通の▲7八歩が見えないかなあ(笑)

プロフィール

ynug01

Author:ynug01

・社会人3年生    
・将棋倶楽部24   :三~四段
・アマ連レーティング:二段

・将棋倶楽部24HN  :ynug01

・指す戦法     
 振り飛車全般
 居飛車も勉強中

好きな棋士 :藤井九段
好きな駒  :歩

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