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将棋備忘録
将棋の観戦、自戦記などの雑記。

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2008年総括(購入本編)

今年買った将棋の本を購入順にコメントしてみる。

相振り飛車を指しこなす本〈4〉 (最強将棋21)相振り飛車を指しこなす本〈4〉 (最強将棋21)
(2008/04)
藤井 猛

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相振り後手3三角戦法のプロレベルの内容がうまく噛み砕いて書かれている。
しかし、この戦法に対しては先手居飛車にして良しが私の見解。
なので、1回読んだあとは放置。
最近相振り感覚が落ちているので、1から読みなおそうかな・・。


羽生善治の終盤術(1) 攻めをつなぐ本 (最強将棋21)羽生善治の終盤術(1) 攻めをつなぐ本 (最強将棋21)
(2005/12/22)
羽生 善治

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1~3全て購入したので、ここではまとめて。
自分のなかでは今年ベスト1の本。今年刊行ではないけれど・・。
羽生先生の終盤哲学書と言える内容。
一貫して最強手を選んでいこうとする思想はアマチュアにはちょっと厳しいものがあるが、
終盤の理想としては格好のサンプル。
個人的には3巻の矢倉崩しで手筋の▲2四桂(△8六桂)捨ての有効性を本当の意味で
掴めたのは大きな収穫だった。


イメージと読みの将棋観イメージと読みの将棋観
(2008/10)
鈴木 宏彦

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装丁がダサい、将棋世界の連載から排除されている問題多数、1問目が奇抜すぎるなど
自分には問題点ばかりが目につく本。
とはいえ、将棋世界未購読者にはトップ棋士の読みを堪能できる素晴らしい一冊なのは
疑いようもない。
排除された問題も単行本にしてくれるのを切に願う・・。


相振り革命最先端 [マイコミ将棋BOOKS] (マイコミ将棋BOOKS)相振り革命最先端 [マイコミ将棋BOOKS] (マイコミ将棋BOOKS)
(2008/06/24)
杉本 昌隆

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将棋部の後輩が買ったものを少しみせてもらって購入決定。
先手中飛車の相振りが解説されているのがその理由。
今年は中飛車の棋書は多く刊行されたが、プロレベルの中飛車相振りを解説しているのは
この本だけだろう。
その他に後手三間が詳細に解説されているのもポイント。
アマチュアが良く指す戦法が載っているので、有段者以上の相振り党は買い。


矢倉の急所―4六銀・3七桂型 (最強将棋21)矢倉の急所―4六銀・3七桂型 (最強将棋21)
(2008/12)
森内 俊之

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今年最後の話題の書と言えばこれだろう。
1回最後まで目を通したが、定跡を深く解説するというよりも、4六銀・3七桂型の
攻防の原則事項に重きを置いている。
先手は5五歩・3五歩・1五歩の突き捨ての組み合わせ
後手は4五歩の反発のタイミング
これらを局面によって成立するかどうかを主に解説している。
なので、何度も同じ筋が出てきて、矢倉初心者の私にはわかりやすかった。
しかし、ひとつ問題点をあげるとしたら○○良しで打ち切っている局面が
自分にとって難解なことが多かった点。
これは自分の実力不足だからか、解説を意図的にざっくりしているからなのか判断不能。

有段者以上の矢倉党は体系的に書かれている本は近年では少ないので買いの一手。
級位者はプロ将棋の観戦のために買っておくのも一考だろう。
総じて興味があれば買っておいて損はない。


以上。
今年は結構買ったなあ。はずれも少なくて良い一年でした。
来年も良い棋書にめぐりあえますように。
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2008年総括(自戦記編)

今回は今年の総括ということで、
今年のレーティング対局のデータをまとめて
振り返ってみたいと思います。

【成績】
大会参加回数:11回
対局数:45局(内千日手1局)
勝敗:26勝18敗
勝率 : 0.591
平均手数: 109.733

対局数が50局に届かなかったのは残念。
大会参加は10回を越え、精力的に活動できたのは良かった。
また、通算勝率が0.570なので、今年は好調な一年だったといえる。
来年もこの調子でがんばりたい。


【戦型別成績】
振り飛車
 向飛車  :3勝0敗
 石田流  :1勝1敗
 三間飛車 : 1勝3敗(1千日手)
 四間飛車 :2勝3敗
 中飛車  :8勝6敗
 相振飛車 :4勝4敗

四間、三間といったノーマル振り飛車は予想通り負け越し。
向飛車全勝はたまたま。中飛車は主力にしては勝てていないが、
こんなもんかな。
相振り飛車がトントンなのが今後の課題か。

続いて居飛車
 対向飛車 :3勝0敗
 対四間飛車:0勝1敗
 一手損角換わり:4勝0敗

一手損角換わり導入がまさかの好結果を及ぼした。
自分の将棋の幅を広げたという点においても意義深い。
最近買った「矢倉の急所」に感化されて、矢倉も指してみたく
なってきたので、来年は居飛車系統の将棋を積極的に試していきたい。



一手損角換わり 腰掛け銀研究

先日指した一手損角換わりの将棋の疑問。

2008-12-21a.jpg

第1図、先手の4七金はあまり見かけないが、プロの実戦例でもあるようだ。
ここから△6二飛 ▲3五歩 △同 歩 ▲4五桂 △4二銀 ▲2四歩
△同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2八飛 △4四歩 ▲6六角 と進行。

2008-12-21b.jpg

本譜、6六角がいい位置で、不利になった。
△4四歩では△6五歩とするべきだった。しかし、途中2八飛で3四飛でも自信が無い。

どうやら第1図で△6二飛としたのが悪手だったようだ。
ではどう指すか?
プロの実戦例を調べると、手順は違うが、第1図で△4四歩と突けば
今年の王位戦第1局と同じになることを発見した。
この手は実戦でも読んだが、わからない順があった。

手を進めてみる。
第1図以下△4四歩▲4五歩△同歩▲3五歩(第3図)

2008-12-21c.jpg

王位戦は▲3五歩に変えて△同桂だったが、私は▲3五歩の対応がわからない。
4四銀と交わすのは3六歩の筋が無いし、6六角の筋がいつもちらつく。
後日、△4六歩 ▲同 金 △3九角 ▲5八飛 △4八歩 という順を
考えたが、そこで4五銀とぶつけられて(第4図)難しいが自信なし。

2008-12-21d.jpg


やはり7三の桂を使わないと勝てそうにないので、第3図で7五歩もしくは
4四銀とあがってから後に7五歩と突いて攻め合いか?
次に実戦で第1図に出会ったら、この辺の順を深く掘り下げてみたい。

渡辺、大逆転防衛 永世竜王に

渡辺竜王が将棋界初の3連敗から4連勝で初の永世竜王を獲得した。
将棋の内容も二転三転の大激戦で、将棋ファンにとってはたまらない一局でした。

私が会社から帰ってきて、見たのが第1図

2008-12-18a.jpg

7六銀を入れてからこの手を指した方が良かったそうだ。
本譜は6六角が絶好打になり、羽生勝ちになったのではないかと見ていました。

2008-12-18b.jpg

進んで第2図。
一手前の▲1一角成りでは▲4八飛だと考えていましたが、それは先手玉を追いながら
6六の角を抜いて駄目そう。
▲1一角成りが見えない自分に呆れました。

第2図に進んで、この△5五歩が結果的に渡辺竜王の勝着になったようです。
ここで下駄をあずけるのが一番勝ちがあるとにらんだ渡辺竜王の嗅覚がすばらしい。


噛み合わない将棋が多かった本シリーズ。
最終局にここまでの熱戦をもってこれるところに、この2人の持つ天分を
感じられずにはいられないなあ。
最高の舞台で最高の将棋を見せてくれた渡辺竜王、羽生名人の両者に感謝。



大会初の10秒将棋

大会行ってきました。
今回も2勝2敗。
以下振り返ります。

1局目:先手ゴキゲン中飛車対舟囲い
中盤、桂得+飛車交換となってそのまま押し切り勝ち。

2局目:先手ゴキゲン中飛車対力戦居飛車

序盤、後手の右玉模様に対して、揺さぶりをかけ、左玉にさせることに成功。
難しい中盤戦を経て、終盤に入った第1図。

1214-1a.jpg

第1図から▲8二飛成としたが、疑問。
以下△6七歩成 ▲7二歩成 △6四角 ▲7三角
△3六桂 ▲1八玉 △4六桂!

△4六桂を完全に見落としていた。3八金型なので、△3六桂 は
大したことがないと読みを打ち切っていたのがひどい。

戻って第1図では▲6五香としておけば難しかった。


3局目:後手一手損角換わり 相腰掛け銀

中盤、相手の機敏な仕掛けを受けて苦しむことに。
うまく切り返して良くなったが、時間切迫から疑問手を連発して逆転。
一時必敗となるが、終盤失速返しされて辛勝。

一手損角換わりはなぜか勝ちが続く・・。


4局目:後手ゴキゲン中飛車対舟囲い

初手から▲7六歩 △3四歩 ▲4八銀 △5四歩 ▲9六歩

1214-4a.jpg

▲4八銀 によっぽど居飛車でいってみようかと思いましたが自重。
△5四歩 は試したかった手の一つなのですが、▲9六歩が機敏な一手。
受けると9七香が生じるので本譜は端を突きこさせせて指すことに。
しかし、今考えると端を受けて馬を作りあう展開もあった。
丸山ワクチンのときの変化と混合してしまった(あっちは歩損する)

この将棋は中盤以降大激戦になり、会場の終了時間までもつれこんだ。
そのため、最後は双方30秒将棋から10秒将棋に変更となった。
その後はお互い悪手の嵐。
中でもとびっきりの私の悪手がこれ。

1214-4b.jpg

やっと勝ちになったかと喜んで飛車をおろした瞬間、▲1五角で飛び上った。
以下は3八の角まで活用されてぼろ負け。ひどかった・・。

総手数239手。さすがに疲れました。
なんでこうも毎度私の将棋は長くなるのかなあ?


今日は指し始めた頃からはっきり調子が悪いと感じる日でした。
具体的には読みがうまくまとまりませんでした。
そんな状況で、そこそこの将棋が指せたので、今回は概ね満足。
4局目は状況が特殊すぎなので引きずらないようにします。
ネタとしては最高なんですけどね(笑)

竜王戦第6局、渡辺快勝。最終局へ

竜王戦中継サイト

いやいやいや、大変なことになりました。
3連敗時点では1勝返せればいいとこと思っていたのが、
あれよあれよと3連勝。こんな展開になるとは戦前では思いもしなかったなあ・・。

さて、将棋の方ですが、封じ手は予想は外れて、3六歩。
しかし、封じ手の局面で、すでに先手悪かったようで、
2日目は渡辺が終始安定した指しまわしで勝ちきった。
羽生が2局連続で一方的な負けを喰らったのは意外。
それだけ今の渡辺の勢いが凄いということか。

最終局はどうなるか。
勢いからして渡辺有利だが、羽生が3連勝3連敗を1度経験済みなのも
大きそうだ。
また、15日(月)に行われる朝日杯将棋オープンで羽生ー渡辺戦が行われるかどうかも焦点。
しかし、仮に実現したとしても渡辺は早指しで負けたからと切り替えできるし、
勝てばそのまま勢いに乗れる。
対して羽生は勝つか、内容の良い将棋を指して、悪い流れを断ち切らないといけない。
だから渡辺有利と私は見ます。

なんにしてもこの最終局を見逃す手はありません。

竜王戦第6局1日目 珍しい後手矢倉急戦

久しぶりのプロ将棋観戦の感想。
羽生3連勝に渡辺2連勝で迎えた竜王戦第6局。
戦型は予想していた相矢倉3七銀ではなく、後手渡辺の意表の急戦策。
第4局で薄い玉型からの急戦策で勝ったからかな?

20081210__40_2.gif

図の6二角で先手の飛車捕獲を目指したところで1日目終了。

封じ手の予想は解説にある5九銀。
自分が指すなら7六歩かな。
プロ的には打たないで済ましたいところなんでしょうけど。

封じ手図の評価について。
渡辺さんは8一の桂の活用も見込める形で、後手番としては満足なのでは。
先手の羽生さんは2局連続先手番をブレイクされるのは痛すぎると思うので、
ここで決めに来ると思う。羽生さんの本気が見られそうで楽しみだ。
2日目は封じてから大いに注目したい。

最近の後手番戦略

今回は最近の自分の大会での序盤作戦についてまとめてみる。

1.一手損角換わり

1ヶ月前から大会に導入し、3局指して3連勝!
意外な結果に自分でも驚いている。
初手から▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金(第1図)

1207-1a.jpg

ここから以下の3通りに分岐した。

1.▲2五歩 △8八角成
2.▲7八金 △8八角成
3.▲7八金 △8四歩 ▲2五歩 △8八角成

1は後手に自由度が高くて指しやすい。
2は先手が飛先保留を生かして腰掛け銀にしてくると、
  後手が苦しく感じた。
3は一番自然な感じ。ただ、▲2五歩 で角道を止められたときに
  どうするかが課題。今後はこれを中心に指していこうと思う。

以下棒銀、腰掛け銀×2と進んだ。
プロで主流の早繰り銀にならなかったのは研究の将棋を避けるためだろうか。
研究していないのは、居飛車党の人たちは対振りと矢倉の研究で忙しいから?
ならば、自分が3連勝してしまったのにも納得できる。
また、指してみて、必ず攻め合いになるのが楽しい。
振り飛車に比べて互いに繰り出すパンチが近いのでスリルがある。

先手番で初手▲5六歩からの中飛車を指しているので、後手番でも
中飛車にするのはつまらないと思い、始めた一手損角換わり。
今のところ結果的にも内容的にも満足している。
引き続き実践検証していきたい。


2.相振り飛車

初手から▲7六歩△3四歩▲6六歩(第2図)

2008-12-07b.jpg

第2図では相手が振り飛車党とわかっていれば、8四歩を指してみたいのだが、
矢倉にされると困る。
相振りは嫌いではないので目指すのだが、△3三角からの向かい飛車は
居飛車にスイッチされると、どう指していいかわからない。
なので、現在はここで△3二飛としている。

そこから美濃・矢倉・穴熊の3択を使い分ける。
美濃は自分から攻めたいとき。
矢倉は受けを重視したいとき。
穴熊は攻め合いたいとき。

この3択でどれが一番自分に合っているのかを模索している段階だ。
第2図は負け続きなので、苦手意識を持ち始めている。
まずは勝ち星を挙げて、気持ちを切り替えていきたい。

3.その他
1と2以外の進展では▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩が気になる。
以下向かい飛車に進むのが自然。
しかし、自分はあまり好きな形ではない。
後手番なので贅沢いってもしょうがないのだけど。
今後の課題ですね。

プロフィール

ynug01

Author:ynug01

・社会人3年生    
・将棋倶楽部24   :三~四段
・アマ連レーティング:二段

・将棋倶楽部24HN  :ynug01

・指す戦法     
 振り飛車全般
 居飛車も勉強中

好きな棋士 :藤井九段
好きな駒  :歩

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