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将棋備忘録
将棋の観戦、自戦記などの雑記。

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1月6日(水)ゴキゲン中飛車 対 3七銀急戦模様

今回は最近流行のゴキゲン中飛車対策の3七銀急戦模様の序盤について。

2010-01-06a.jpg

第1図で後手は3二や4二に銀が上がる実戦例が多いですが、
△5六歩と突くのはどうなのか?というのが今回の疑問です。
飛車の小ビンが開いた瞬間なので、自然な手ですし、
居飛車側からの視点だと、一番気になる手です。

以下2つの変化が考えられます。
第1図以下(その1)△5六歩 ▲3三角成△ 同 桂 ▲5六歩 △同 飛(第2図)

2010-01-06b.jpg

となれば、そこそこ後手も指せると思います。

もう一つの変化
第1図以下(その2)△5六歩 ▲6六歩 △5五角 ▲1八飛
          △5七歩成 ▲同銀右 △5六歩(第3図)

2010-01-06c.jpg

▲6六歩は中飛車戦では頻出の受けですが、△5五角~△5六歩がたまに出てくる
手筋の攻め。
これで中飛車良しと自分の研究では結論づけていました。

しかし、プロの将棋を調べてみると、第3図は1局だけ実践例があり、
その手順にびっくりしたので、紹介したい。
1997年の順位戦、福崎文吾ー森けい二戦より
第3図以下 ▲同 銀! △1九角成 ▲同 飛 △5六飛
      ▲6五歩 ! △4四香(第4図)

2010-01-06d.jpg

▲6五歩が当然ながら、好手。
2枚替えで得した香を打たされるようでは中飛車不満。
先入観で指し手を捨ててはいけないなあと、深く反省させられました。

しかし、第4図じたいは意外に難しい。
例えば▲5八金と上がると、△同飛成~△2八金の筋がある。
(すぐにやると▲6四歩~▲5四角の筋があるので微妙ですが)
他にも先手は▲1八飛~▲4八金とすると△2七銀で飛車が取られます。
左辺側でも7六の歩を取られる筋は気になります。

こうして見ると先手は受けが得意じゃないと厳しいかもしれません。
実戦も後手勝ちです。

第1図で△5六歩が最近全く指されていないのはこの変化のせいなのかどうか、
興味深いので、どっかで解説が欲しいですね。
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11月6日(金)ゴキゲン対穴熊

今週から朝日杯将棋オープンの2次予選が始まった。
朝日杯将棋オープントーナメント
持ち時間が短時間だからか、ゴキゲン中飛車の採用が多く、勉強になった。
特に目を引いたのは穴熊に組む対策。
11月4日の丸山ー藤井、谷川ー阿部そして、11月5日の井上ー豊島と
第1図のように穴熊に組む将棋が3局出現した。

2009-11-06a.jpg

結果は居飛車側の2勝1敗で、唯一勝った井上ー豊島戦も途中までは居飛車が良かったようだ。

個人的には第1図のように後手側が穴熊+6四銀型に組むのは疑問に思う。
理由1.5筋の位が活きていない。
理由2.先手だけ桂を活用できる含みがある。

1については先手の角の動きを制限している利点は残っているのだが、
後手の角も自由度が低いので、相殺されてしまっている。

また、銀冠から端を狙うのは有力だと思っていたのだが、谷川ー阿部戦で
居飛車側が完勝している。
ではどうするか?

具体的には第2図のように4筋に位を取りにいくのはどうだろうか。

2009-11-06b.jpg

ここでポイントなのが5三銀で保留している点。
5四銀型にしてから4筋位取り~4二飛は8六角の筋があるので、
6四歩を突かなければならない。
それに比べれば一手速いというわけだ。
第2図以下は4四銀3六歩5三銀と動いていけば、そこそこ指せそう。

第2図に至るまでに4六歩~4七銀の場合は4筋のあたりは強くなるし、
穴熊を組んでいる最中なのでバランスを取るのが大変そう。

結論としては第2図のように戦って後手面白そう。
しかし、A級順位戦などでもゴキゲン側は穴熊で対抗しているので、
美濃囲い系は不満な結論が出ているのかもしれない。

将棋世界の勝又先生の講座で解説が出ることを期待したい。

8月26日(水)ゴキゲン、スカッとした一着

久しぶりに更新。
8月は仕事が忙しくて、お盆も残業続きで将棋を指す暇がなかった・・。
ようやく明日から夏季休暇2日頂いて、4連休。
久しぶりに将棋大会行こうかなあ。

さて、今回の更新は本日指したネット将棋から。
私の後手ゴキゲン中飛飛に対して先手の丸山ワクチンで第1図。
2009-08-26a.jpg

後手が常套手段の△5五銀の揺さぶりに対して▲6七金右と受けてきたところ。
この手では▲6七金左が正しかったか。
というのは、ここで後手から強襲があったから。

第1図以下 △4八角 ▲2六角 △6六銀! ▲同 金 △5七角成

2009-08-26b.jpg

△6六銀が痛烈な一着。
第2図となると、先手陣は収拾がつかない。

以下、良くなりすぎて乱れるも勝ち。
この形の先手の対応の難しさを改めて感じた将棋だった。

7月27日(月)最新?対丸山ワクチン

先ほどまで観戦していた王座戦挑戦者決定戦は山崎七段の勝ちで、初のタイトル挑戦。
終盤の攻防が難解で面白い将棋でした。
山崎七段ももう若手とは呼べない年齢になってきたので、そろそろタイトルの
1つは取っておきたいところ。頑張ってもらいたい。

さて、今回は前回、書評の際に触れたゴキゲン中飛車対丸山ワクチンの
一変化について自分なりの補足を紹介。

角交換振り飛車【応用編】のP128より第1図。
2009-07-27a.jpg

ここまでの後手の手の流れは
8五歩の位取りは嫌だ→早めに銀冠を作る→先手の6六歩を見て3三銀上がり

第1図から本では8六歩なので、後手は2二飛と回り、以下、後手十分となった。

ならば、2二飛は許さないと、8六歩を保留、例えば3六歩なら後手はどうするだろう?
そうなると、以下こんな感じで進むと想定される。
第1図以下
3六歩、5一飛、8八玉、7四歩、5六銀

2009-07-27b.jpg

以下、後手は3二金~4四銀~3三桂 また、先手が8六歩を突いてこなければ、
4二角から地下鉄飛車の狙いか。
どちらにしても先手が手の作りにくい将棋の印象。

結局、この手順も本に載っている手順も駄目ということで、
最近のゴキゲン対策は7八金型に移っているということなのだと思う。

6月6日(土) 初手5六歩からの一変化

今回は通勤中、ぼーっと考えていた序盤の一変化を紹介したい。

初手からの指し手
▲5六歩 △3四歩 ▲6八銀 (第1図)

2009-06-06a.jpg

▲6八銀が相振りに備えた手。
(前提として ▲6八銀のところで、▲5八飛△3二飛の相振りは先手不満という認識です。)
ちなみに▲5六歩 に△8四歩なら普通に中飛車にします。

第1図で△3二飛、△3三角の振り飛車、△6二銀からの
居飛車のどちらでも、▲5七銀~▲7六歩で対抗。

第1図で一番後手が指したい手は▲8四歩ですが・・?

第1図以下
△8四歩 ▲5七銀 △8五歩 ▲7六歩 △8六歩 ▲同 歩
△同 飛 ▲2二角成 △同 銀 ▲7七角(第2図)

2009-06-06b.jpg

英春流19手定跡の銀逆バージョンの形に。
以下△8九飛成りに▲2二角成りでどうか?
7九に銀がいないのが、ゴキゲン中飛車や英春流と違うところだが、
後手がどう攻めれば良いのか自分にはわからない。

手順中△8六歩で3二金なら▲2二角成り~▲8八飛と指す。
これは若干先手損かもしれないが、ここまでに相手は時間を使って
くれるだろうから、アマチュアの短い将棋なら効果があると思う。

どこかに穴はあると思うが、試してみる価値はありそう。
次の大会で、使える機会があれば、やってみようと思う。


プロフィール

ynug01

Author:ynug01

・社会人3年生    
・将棋倶楽部24   :三~四段
・アマ連レーティング:二段

・将棋倶楽部24HN  :ynug01

・指す戦法     
 振り飛車全般
 居飛車も勉強中

好きな棋士 :藤井九段
好きな駒  :歩

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